専業主婦の日常。突然振って沸いた義母からの迷惑な提案

旦那の希望通り専業主婦になったためか、最近は喧嘩らしい喧嘩はなくなりましたが、少しだけ精神的に参っています。

今までは仕事が趣味。というのは言い過ぎかもしれませんが、どちらかと言えば自分は仕事人間寄りで、趣味らしい趣味を持っていませんでした。

人並みに旅行や美容には興味がありましたが、特別関心があるわけではなかったので、家事が終わると退屈で仕方ないのです…。

テレビを見ても昼間にやっている番組はワイドショーばかりですし…。
(ワイドショーが嫌いというわけではないですよ。ただ、仕事をしている時から朝の情報番組は見ているのですが、ワイドショーの内容とほとんど重複しているので…)

…でも、退屈が悩みなんて贅沢ですよね。

このブログを書く以外にも何か趣味を探そうと思います(笑)



…あと、精神的に参っている一番の理由ですが、専業主婦になってから、家事に関するミスをしてはいけないという強迫観念があります。

専業主婦になった以上、私の一番の仕事は家事です。

何を置いても家事を最優先にして、今まで以上にしっかりこなす必要があります。

一緒に暮らして分かったのですが、うちの旦那はいつ何が原因で怒り出すか分かりません。

とにかく旦那を不満にさせる要素を作り出さないように完璧に家事をこなさないといけません。

もう理不尽な言い掛かりをつけられるのはたくさんですから。

今の私には夫婦円満のために、旦那が寄り道せずに帰って来たくなるような家庭を築くことが何より大切なのです。


あとは、笑顔ですね。


退職を勧められたときに、妻にはいつも笑顔でいて欲しいと懇願されたので笑顔も欠かせません。

専業主婦は世間的に軽視されていますが、こう考えるとけっこう大変ですね。



あと、うちの場合は旦那の不満が家庭内に留まらないところも問題です。

私や家庭に対する不満や喧嘩の内容が全てマザコン旦那によって義母に連携されるのです。

家庭内の事情が全て筒抜けなので、手抜きや失敗をするわけにはいかず常に監視されている気分です。

こういう事情から最近少し精神的に参っていたりします。



あと、私は他の家事と比べて料理が苦手です。

レパートリーが少ないため、料理本がないと毎日の食卓に2、3品の料理を用意するのが難しいです。

…ですので、恥ずかしい話ですが、料理本にない料理やレシピを見ても作り方が分からない時は電話で自分の母親に聞いたりしています。

母親も嫌がる素振りなく教えてくれるのですごく助かってますし、ついつい頼ってしまっています。

しかし、そんな日が続いたある日のこと。

この行動が裏目に出てしまいました…。

想像の斜め上をいく厄介な話が浮上してしまったのです。



昨日、うちの母親と義母が電話で話をしていたそうです。

(私が母親に事情を話していなかったのも良くなかったのかも知れませんが、)母親が私に料理を教えていることを義母に言ってしまったようなのです。

そして、それを聞いた義母は面倒なことに、こんなことを旦那経由で提案してきたのです…。


義母がうちに来て私と一緒に夕飯を作りたいと。


そして、マザコン旦那は「エリと一緒にご飯作りたいって言ってるんだし、たまには付き合ってあげてよ。俺も久しぶりに母さんの手料理食べたいし」と嬉しそうに言ってきました。

家事を全然してくれない旦那。それでも当時は何の不満もありませんでした。

旦那も私も結婚前は一人暮らしをしていました。

結婚前の旦那は、結婚前に一人暮らしをしていない人をバカにして、自分は一人暮らしを経験してきたから、基本的に家事は何でもできると言っていました。

とにかく自分は自立した男だということを主張していました。
(一人暮らしをしたことがあるだけで、他人をバカにして自己主張するとか、本当に愚かな人間ですよね…)


そんなわけで旦那からは、結婚後もエリが家事を全てやろうと思わないで良いと言われていました。

お互い家事は協力しようという事でした。



それが何故か、結婚してからずっと料理以外の家事は全て私がやっています。

料理については、私の方が仕事が忙しくて帰宅時間が遅かったので、旦那は私が帰るより先に食事を済ませています。

ちなみに、最近の旦那の平均帰宅時間は18時。

私の最近の平均帰宅時間は22時頃でした。

それなのに、使ったコップなどの食器類は全てシンクに残りっぱなし。

洗濯物も手つかずのまま。

仕方がないから、結局私は毎日帰宅後に全てを片付けます。

でも、もともと旦那は片付けるということが得意ではないことは私も知っていたから、それに対して大きな不満を感じたことはありませんでした。

また、私は夕飯を作ってあげられないことに、不思議と旦那に対して罪悪感があったのです。

だから、食器の片付けや掃除、洗濯をすることで、罪悪感から逃れようとしていました。



そのうち、そんな生活がしばらく続くと、旦那は私が帰宅する頃には先に寝ているようになりました。

もともと体が強い方ではなかったので、「きっと疲れているのね」と、少し寂しかったけれど、我慢しました。

仕事をしていれば疲れるのは当たり前だし、夕飯は別で済ませているのだから、早く休めるときは休んだ方がいいと思っているので。

もちろん、そんな時でも、シンクには相変わらず食器は残りっぱなしで洗濯物も溜まったままだったけど、そんな状況でさえ、「きっとかなり疲れているのね」なんて思って、何も不満とは思わず、全て私が処理をしました。