SPONSORED LINK
不謹慎とはいえ、やはり芸能人の不倫は、話題にしやすく盛り上がりやすいので大歓迎なのですが、今回の小室哲哉さんの不倫報道は、全く話題に出来ない上、不倫していたとしてもしていなかったとしても、報道した側が不謹慎のような気がします。
女性遍歴があり、トラブルを抱えた小室哲哉さんを支え、くも膜下出血発症という大波乱の人生を送っているKEIKOさんが、当然、後遺症と闘わなければいけないことは、医療が発達していても大変なことだということは、誰でもわかるはずで、そのリハビリと介護は想像を絶するものです。
障害を持つご家族や、祖父母や両親といった高齢者の介護をして自身の人生を犠牲にしている方々が認知されていて、介護疲れが問題視されているくらい、介護をする側は体力的にも精神的にも限界を超える戦いが必要で、それぞれがなんとか乗り越えようと、様々な媒体を利用しています。
肉親でも大変な中、結婚しているとはいえ他人の介護をしなければいけない上、美しく華やかな女性だった人を突然、介護する必要にせまられた小室哲哉さんを、ただただ美談に祭り上げ、どれほど大変な状況でも聖人のように振る舞えといわんばかりの報道と、その報道に関し、偉そうにコメントをする方々には、気持ちの悪さしかありません。
比較にはなりませんが、我が家でも何年も祖父母の介護を自宅で行っていて、沢山の専門家や経験者に相談したり、話しを聞いたりしてきましたが、家族の介護について全て話すことはできません。
ただただ「大変」という言葉で表現するのですが、その言葉に隠された日々の生活は、人間らしい生活すらままならない家族との生活、その介護に疲れ果てないように日々、努力する毎日です。
そのため、介護サービスや家族との協力のもとに、なんとか上手く休息を取りながら生活するのが当たり前で、介護する側が癒しを求めたり、誰かに助けを求めるなんて、人間なんだから当たり前じゃないですか。
不倫はいけないことですが、だからといって、身近にサポートしあう家族もいない介護の壮絶さを理解できるはずもない方々が、ただただKEIKOさんが可哀想だとか、何も記者会見であそこまで言わなくてもなんて、何様のつもりなんだと苛立って仕方がありません。
また、有名人の結婚や不倫を話題にして盛り上がる一般庶民の我々は、ただ井戸端会議で話題になれば良いネタを好むのであって、小室哲哉さんを責めるような不倫騒動は、話題にし辛いので、いい加減に止めて欲しいと思います。
SPONSORED LINK
SPONSORED LINK